
ジベルばら色粃糠疹は炎症性角化症という疾患の一つで、原因は不明ですが何らかのウイルスが原因と考えられている腹部、胸部、大腿、上腕などを中心に体に湿疹ができる病気です。
ジベルばら色粃糠疹は割と発症頻度の高い皮膚病でバラ色のような赤や日焼けした皮膚のような色をした長径1~5㎝大の長円形皮疹ができます。
さらに発症してから1~2週間以内に類似の皮疹が増えて、特に背骨に沿った部分や、背骨から放射状に出来る事が多く、皮膚のシワにそって規則的に皮疹が現れる傾向にあります。
顔、頭、手、足などの日に当たる場所にはできにくいという特徴があります。
特別な治療がなくても1カ月程で自然と皮疹は消えますが、長い人は2カ月ほど完治にかかる場合もあります。
かゆみが強い事が多いのでステロイド薬等を使用して炎症を抑える傾向にありますが、アトピー性皮膚炎の人に多く発症する傾向がある為、ステロイドの使用が逆効果になる事もあります。ジベル粃糠疹様の皮疹を毎年の様に繰り返す人もいます。
ヘルペスウイルス等のウイルス性の病気であると考えられていますが感染力は非常に弱く、プールや空気等で人に伝染する事は普通はありません。
日の当たる場所に皮疹が出来にくいだけでなく、理由は解明されていませんが患部を日光に当てると症状の緩和や、早く治る傾向があります。
皮疹に落屑という皮膚がはがれて、うろこのようになる症状があるので、あまりかゆみはありませんが見た目が良くない事から重症な皮膚疾患と勘違いされます。